特色ある教育活動

本校では、特色ある教育活動(総合的な学習の時間)として、

 

・5年生による稲作活動

・6年生による鼓笛活動


に取り組んでいます。

 稲作活動では、5年生全員が地域の方々やPTAの方々の協力のもと、約200㎡の校内田を使って苗代作り・籾まき・苗とり・代かき・田植え・稲刈り・脱穀籾すりを行います。夏季休業中も毎日子ども達で当番を決めてお世話をしています。12月には、収穫した餅米を使って全校児童で餅つきを行い、けんちん汁にして食べる収穫祭を行います。ほとんどの児童が初めて行う稲作活動ですが、みんなで協力して栽培する楽しさ・収穫する喜びを味わっています。
 鼓笛活動では、5年生の3学期のうちにトランペット・トロンボーン・アルトホルン・ユーフォニウム・小太鼓・中太鼓・大太鼓・ベルリラから楽器を一つ選択し、6年生の師匠から楽器の持ち方・手入れの仕方・吹き方などを学びます。6年生になると子ども達は毎時間自主的に練習に励みます。2月に行われる移杖式まで年間を通して練習してきた演奏は、全校朝会・運動会・音楽会・移杖式などで全校児童の前で発表します。子ども達は新曲に入る度に友達と教え合い、他の楽器と合わせて確認し、全員で曲として演奏できたとき、心一つに成し遂げた満足感が味わえます。
 稲作活動・鼓笛活動とも地域に支えられた府中第八小学校の魅力ある活動として、毎年しっかり受け継がれています。